パラメトリックモデリング基礎4
こうしてブログを書いてると、結構社員から苦情が来るのが面白いですね。
ほとんど全てが、「見づらい」「よく分からん」というたぐいです。ありがとうございます。でも実際見てみると、分かってる人間が見るのとそうでない人が見るのでは全然違いますよね。
一応、社員教育のためにやっている側面もあるので、訂正しつつ、見やすいものを作っていこうかと思ってます。美的センスがほぼ無いので限界はありますが・・・
どうも、のりーです。
前回は、パラメータだけでガラスの入った枠戸(扉)を作ってみました。
縦横高さのパラメータだけでガラスやその他の物も動くので、複雑になればなるほどその威力を発揮してくれます。
今回は、前回からもう一歩踏み込んだ形です。
前回使ったものを使います。
ただ、社員さんから、「暗い」とか、「もうちょい手間かけて」みたいなことを言われたので、ガラスの面取りと四方にボディ分割をしてます。。。
今回は、「仕様変更」について考えてみます。
当社はこの枠戸は、いくつか種類があるんです。
47.5mmの枠、50mmの枠、55mmの枠と。
取引会社ごとという事もあったり、扉のサイズによって異なる場合もあります。まあ、なんでも来いって感じです。以前はすごく困ってました・・・が、3Dは違います!
ではレシピを・・・
扉の左上部分を拡大してます。
この、50mmの部分が変更になるって事ですね。
50でも55でも、45mmとの差分(5㎜)は変わりません。ここらへんがキモですね。
wakuWを作りました。
50と手打ちしていたものを、-wakuWにしていきます。45の部分は、-wakuW+5 にします。プラスマイナスは、入れてみて適当にやってます(汗
さて、このような形ですね。既に、55mmで出来上がってます。
完璧
今日はすぐに記事かけたぜ~!!と思ったら・・・試しに枠を30mmにすると
いいですね~!こうでなくちゃ!
原因は、w,hのガラスの幅にも定数(50mm)を使ってましたね。それを訂正しなきゃです。
ちなみに、設計の途中で入力した50mmという数値にもそれぞれに作成する都度名前がついているので、その変数でガラスを作っていれば回避できたエラーでした。
45=50mm-5ですね。
h-((wakuW-5)*2)-(1*2)
ですね。何か勝手に1mm掛け算して単位合わされてるので、バグるかもしれないので手入力がいいかもしれません。
出来ました
80mmでもおっけ~
とりあえずレンダリング。